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プロジェクトの作成からデプロイまで (1/6)

■Aptana Stuidoでプロジェクトを作成する

では、いよいよRailsアプリを作っていくことにしましょう。まずは、Aptana StudioでRailsアプリのプロジェクトを作成してみましょう。Aptana Studioを起動し、以下の手順で作業をしてください。


1. <File>メニューの<New>メニューについているサブメニューから<Rails Project>を選びます。

2. 現れたダイアログで、プロジェクトの設定を行います。ここでは以下のように入力をしておきます。

Name
プロジェクトの名前です。適当に名前を入力してください。このプロジェクト名をそのままHerokuのアプリ名に設定するとスムーズに作業を進められるので、アプリ名として使える半角英数字を中心とした名前にしておくとよいでしょう。

Location
保存場所です。通常は、ワークスペースと呼ばれる場所に保管されます。特に理由がない限り、これは変更しません。

Generate App
どういうやり方でアプリを生成するかを指定します。デフォルトでは「Use the standard 'rails' generator」という項目が選択されており、これはRailsのアプリ生成機能を利用して作ります。「Clone an existing git project」は、既にあるgitプロジェクトのアドレスを指定し、そのプロジェクトをコピーして作成をするものです。「I'll generate my own code」は自分でアプリ作成を行うものです。通常は、Railsのアプリ生成機能を使う「Use the standard ‘rails’ generator」を選択しておきます。

3. 設定を完了したら「Finish」ボタンを押します。Railsのコード生成機能が実行され、Railsアプリのファイル類が生成されていきます。すべて生成されるまでには少し時間がかかります。画面の下部にコンソールのビューが現れ、そこに実行状況が書き出されていきますので、すべての処理が完了するまで待っていてください。

(※ビュー――Aptana Studioの画面は、いくつかのエリアが組み合わせられたような形になっています。このそれぞれの表示エリアの部分を「ビュー」といいます)

問題なくプロジェクトが作成できたら、ウインドウ左側の「App Explorer」というビューに、作成されたプロジェクトのファイルやフォルダが階層的に表示されます。かなりたくさんのファイル・フォルダが作られることがわかるでしょう。


■Railsコマンドによるアプリ作成

Aptana Studioを使わず、Railsだけでアプリの作成を行う場合、コマンドプロンプトやターミナルからコマンドを実行してやります。
rails new アプリ名
このように実行すると、カレントディレクトリ(現在開かれているところ)にアプリ名のフォルダを作り、その中に必要なファイル・フォルダをすべて作成します。この作業にはちょっと時間がかかりますが、Aptana Studioで作成したのとまったく同様にアプリを作ることができます(というより、実はAptana Studioでは、内部からこのコマンドを呼び出してアプリを作っているのです)。


(by. SYODA-Tuyano.)

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