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Google Apps Scriptプログラミング [中級編]:

Webアプリケーション開発とHtml Service (1/7)

作成:2012-07-04 09:35
更新:2013-06-23 10:34
■WebアプリケーションとHtmlService
Google Apps Scriptは、本格的なサーバーサイドスクリプティング環境です。サーバーでスクリプトを実行し処理できるものなのです。

ということは、単にスプレッドシートのマクロなどだけでなく、サーバー開発にも利用できることが想像できるでしょう。

既に、スクリプトをWebアプリケーションとして公開し、doGetやdoPostで画面の表示やフォーム送信などの処理を行う手法について説明をしました。

http://libro.tuyano.com/index3?id=645006&page=4

しかし、実際にWebアプリケーション開発にGASを利用している人はまだまだ多くはないでしょう。その最大の理由は、「普通にHTMLを表示することができない」という点だろうと思います。GUIビルダーで設計した画面を表示する、というのも一つの方法としてはあるでしょうが、やはりツールで作られた画面の表示だけでは表現に限界があります。HTMLを直接利用できなければ本格的なWeb開発はできません。

こうした「本格的なWebアプリケーション開発」にGoogle Apps Scriptを対応させるため、Googleは2012年6月、かなり大規模な修正を行いました。さまざまな機能が追加されたのですが、Webアプリケーション開発に関していえば、以下のような機能が新たに用意されています。

・Googleドライブからのスクリプト作成
これまでGoogle Apps Scriptは、Googleドキュメント(現Googleドライブ)からスプレッドシートを作成し、そこからスクリプトエディタを起動して利用していました。が、現在、スクリプトはスプレッドシートから切り離され独立して扱えるようになっています。Googleドライブから直接プロジェクトを作成し、スクリプトファイルを作って編集することができるようになっています。これにより、純粋にロジックだけを作成し利用することができるようになりました。

・HTMLファイルのサポート
スクリプトエディタでは、スクリプトファイルの他にHTMLファイルも作成編集できるようになりました。しばらく前から、Google Apps Scriptは「プロジェクト」と呼ばれるもので管理されるようになっていました。プロジェクトは複数のファイルをまとめて管理するものです。これにより、いくつものHTMLファイルを作成してWebアプリケーションを作成するようなことができるようになりました。

・Html Serviceの用意
HTMLファイルを扱うため、Google Apps Scriptには新たに「Html Service」という機能が追加されました。これはHTMLファイルを読み込んでクライアントに出力する機能を提供するものです。このオブジェクトにより本格的なWebアプリケーション作成が可能となりました。


――どれも、まだあまり見慣れないものだろうと思います。2012年6月の大幅改良が、Google Apps Scriptのあり方をかなりドラスティックに変えた、といってよいでしょう。


 

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