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初心者のためのGroovy/Grails入門

データベースアクセスの基本(CRUD) (4/4)

作成:2013-11-02 12:22
更新:2013-11-02 12:22

■ドメインデータの削除

残るは、ドメインインスタンスの削除です。これも非常に簡単。ドメインインスタンスの「delete」メソッドを呼び出すだけです。それでそのインスタンス(のデータ)が削除されます。

更新と同様に、まず削除するインスタンスを取得する必要があります。これはgetメソッドを利用すればいいでしょう。そしてインスタンスを取り出したら、そのdeleteを呼び出せばいいのです。

下に簡単な例を挙げておきました。deleteアクションとして作成してあります。例えばid=1のデータを削除したければ、こんな具合にアクセスをします。

http://アプリのアドレス/sampleData/delete?id=1

削除後、indexにリダイレクトしていますので、データが消えているか確認すると良いでしょう。


――これで、CRUDの基本+IDによる検索がだいたいわかりました。データベース利用アプリの基本部分はこれで作れるようになるでしょう。後は、本格的な検索機能が使えるようになれば、データベースはほぼマスターできますね!

※プログラムリストが表示されない場合

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●プログラム・リスト●

package gralisapp

class SampleDataController {

    def delete = {
        def id = params.id;
        def data = SampleData.get(id);
        if (data != null){
            data.delete();
        }
        redirect(action:"index");
    }
    
}
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