テキスト(Stringクラス)の基本操作 (1/4)
作成:2012-09-08 17:17
更新:2012-09-08 17:17
更新:2012-09-08 17:17
■テキストの範囲指定
Rubyでは、すべてのものはオブジェクトとして扱われます。ですから、さまざまな値を利用する場合も、「その値のオブジェクトに用意されているメソッドを呼び出す」といった形で処理を実行することになります。
まずは「テキスト」からです。テキストは「String」というクラスのインスタンスとしてRubyの中では扱われます。まずは、テキストの中から一部分を指定するための範囲指定について説明しておきましょう。
●[]による文字の指定
テキストの各文字は、配列のように[]を使って指定することができます。これは、想像以上に柔軟な指定の仕方が可能です。例えば、"Welcome to Ruby"といったテキストがあったとしましょう。そこからテキストを取り出したり修正したりする方法をいろいろと考えていきましょう。
下に簡単な利用例を挙げておきます。ここでは、"Welcome to Ruby"から「come」の部分だけを取り出す方法を幾つか試しています。str[3,4]でもできるし、str[3..7]というやり方もある。更にはstr["come"]としても得ることができます。さまざまな形で、テキスト内から必要な部分だけを取得する方法がわかれば、テキストを柔軟に扱えるようになります。
まずは「テキスト」からです。テキストは「String」というクラスのインスタンスとしてRubyの中では扱われます。まずは、テキストの中から一部分を指定するための範囲指定について説明しておきましょう。
●[]による文字の指定
テキストの各文字は、配列のように[]を使って指定することができます。これは、想像以上に柔軟な指定の仕方が可能です。例えば、"Welcome to Ruby"といったテキストがあったとしましょう。そこからテキストを取り出したり修正したりする方法をいろいろと考えていきましょう。
str[n]これは「n文字目」を指定するものです。例えば、str[1]とすれば、2文字目の「e」を指定できます。str[3] = "***"とすれば、「We***come~」というようにテキストを変更できます。
str[m..n]範囲を指定する「..」を使うことで「m文字目~n文字目」の範囲を指定することができます。str[2..5] = "***"とすれば、「We***e~」というテキストに変更されます。
str[m, n]整数を2つ引数に指定することで、「m文字目からn文字分」を指定することができます。例えば"Welcome"でstr[2, 3] = "#"とすれば、「We#me~」というテキストに変更されます。
str["to"]テキスト内にある一部のテキストを指定することで、そのテキスト部分を指定することもできます。"Welcome to Ruby"のテキストで、str["to"] = "My"」とすれば、「Welcome My Ruby」とテキストが変わります。
下に簡単な利用例を挙げておきます。ここでは、"Welcome to Ruby"から「come」の部分だけを取り出す方法を幾つか試しています。str[3,4]でもできるし、str[3..7]というやり方もある。更にはstr["come"]としても得ることができます。さまざまな形で、テキスト内から必要な部分だけを取得する方法がわかれば、テキストを柔軟に扱えるようになります。
(by. SYODA-Tuyano.)
※プログラムリストが表示されない場合
AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。
●プログラム・リスト●
str = "Welcome to Ruby!" puts("str[3,4]: " + str[3,4]) puts("str[3..7]: " + str[3..7]) puts("str[\"come\"]: " + str["come"])
※関連コンテンツ