構造化からオブジェクトへ! (1/5)
作成:2012-08-19 10:31
更新:2012-08-19 10:49
更新:2012-08-19 10:49
■メソッドで処理をまとめる
スクリプトが長くなり複雑になってくると、スクリプトをいかにしてわかりやすく整理するかということを考えないといけなくなってきます。こうした、プログラムを構造的に作っていくやり方を「構造化」といいます。
構造化のための最初の一歩は、「まとまった処理を他とは切り離して扱えるようにする」ということです。一般に「サブルーチン」と呼ばれたりするのですが、一連の処理を一つのサブルーチンとして定義して、それを他から呼び出せるようにする仕組みです。
Rubyでは、「メソッド」と呼ばれるものがこれに相当します。メソッドは、以下のような形で定義します。
構造化のための最初の一歩は、「まとまった処理を他とは切り離して扱えるようにする」ということです。一般に「サブルーチン」と呼ばれたりするのですが、一連の処理を一つのサブルーチンとして定義して、それを他から呼び出せるようにする仕組みです。
Rubyでは、「メソッド」と呼ばれるものがこれに相当します。メソッドは、以下のような形で定義します。
def メソッド名これで、defの後に記述した名前を呼び出すだけでいつでも定義されている処理を実行させることができます。このメソッドは、スクリプトの中にあってもそのまま実行されたりはしません。外部からメソッドの名前を使って呼び出された時だけ実行されます。例を挙げましょう。
……実行する処理……
end
def heloこれを実行すると、「Hello!」とテキストが出力されます。最後の「helo」という文で、その前に定義されているheloメソッドを呼び出しているのです。動作を確認したら、最後のheloを削除して再実行してみましょう。今度は、何も表示されません。def heloで定義されているメソッドは、明示的に呼び出されない限りその中の処理が実行されることはない、ということがわかります。
puts("Hello!")
end
helo
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
※サンプルコード def helo puts("Hello!") end helo
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