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JavaScript/Ajaxライブラリ入門

Google Calendar API (1/6)

作成:2010-04-27 10:18
更新:2011-11-22 09:05

■カレンダーの埋込みだけならノン・スクリプティングでOK!

Googleカレンダーは、各種のスケジュール管理をするためのサービスです。このカレンダーを自分のWebサイトなどから利用したい、と考える人のために用意されているのが、Google Calendar APIです。これにより、JavaScriptを使ってカレンダーにアクセスすることが可能です。

が! 実を言えば、単にカレンダーをWebページに埋め込んで表示するだけなら、スクリプトなど書かなくとも可能なのです。Google Calendar APIのサイトには、カレンダーの埋込み用タグを作成するツールが用意されています。まずはこのページにアクセスしましょう。

http://www.google.com/calendar/embedhelper

ここで、カレンダーの表示や大きさなどに関する諸設定を行うと、その状態でカレンダーを表示するための<iframe>タグが自動生成されます。このタグを、そのままWebページに貼りつけてやればいいのです。

ただし、これでカレンダーを利用するためにはいくつか考慮しておくべきことがあります。1つは、Googleアカウントによるログインが必要であるということ。アカウントにより、表示するカレンダーにアクセス可能かどうかを確認しますので、アカウントがない人には表示することができないでしょう。

また、利用するカレンダーは、公開カレンダーとして用意しておくということ。Webは不特定多数が利用しますから、そうした場所に表示する以上、公開のカレンダーを用意し、それのみ表示するようにしておくべきです。また、そうしないとほとんどの利用者がカレンダーを使えなくなります。

カレンダーの公開は、Googleカレンダーのサイトで、そのカレンダーの設定画面を開き、「このカレンダーを一般公開する」のチェックをONにします。これで誰もがカレンダーにアクセス出来るようになります。(ただし、Googleアカウントでのログインは必要です)


※注意!

Google Calendar API v.3の発表にともない、旧バージョンのAPIはすべて非推奨となりました。このAjax利用のAPIも非推奨となり、今後は使われなくなります。

v.3では、JavaやPython、Rubyといった言語用のAPIが用意されており、JavaScriptのAPIはありません。JavaScriptからカレンダーにアクセスする手段は現時点ではなくなった、と考えてください。

もし、「どうしてもJavaScriptで書きたい」というならば、Google Apps Scriptからアクセスする、という方法は可能です。詳細は以下を参照ください。

http://libro.tuyano.com/index3?id=660002

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※カレンダー埋め込みタグの例

<iframe src="http://www.google.com/calendar/embed?
    title=タイトル&amp;height=高さ&amp;wkst=1&amp;
    bgcolor=背景色&amp;color=表示色&amp;
    src=アクセス先のアドレス&amp;
    ctz=エリア・国情報" style=" 表示スタイル "
    width="横幅" height="縦幅" frameborder="0" scrolling="no">
</iframe>

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