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Google Apps Scriptプログラミング [中級編]

Googleマップを利用する (2/8)

作成:2012-05-13 10:40
更新:2012-05-13 10:40

■StaticMapオブジェクトの設定

では、まず基本となる機能として、静止画マップの取得から説明していきましょう。静止画マップは、「StaticMap」というオブジェクトとして用意されます。このオブジェクトは、Mapsに用意されている「newStaticMap」というメソッドを使って生成します。
変数 = Maps.newStaticMap();
このように、引数なしのメソッドを呼び出すことで、静止画マップを扱うためのStaticMapオブジェクトが得られます。といっても、まだこの段階ではマップには何の設定もされていません。このStaticMapに用意されているメソッドを使って、マップの表示に関する各種の設定を行なっていくのです。

StaticMapには、非情に多くのメソッドが用意されています。まずは、基本的な設定を行うためのメソッドについて整理しておきましょう。

・マップの大きさ(縦横幅)を設定する
《StaticMap》.setSize( 横幅 , 高さ );
作成する静止画マップの大きさを設定するものです。横幅と高さの数値をそれぞれ引数に指定します。

・マップの中心位置を設定する
《StaticMap》.setCenter( 住所のテキスト );
《StaticMap》.setCenter( 緯度 , 経度 );
マップの中心位置(すなわち表示する場所)を設定するものです。これは2つの引数設定が行えます。1つは、表示する場所の住所などをテキストで指定するものです。観光地や有名な建物・場所などは住所でなく名前でも指定できます(「東京駅」「ディズニーランド」など)。また緯度と経度の数値を直接指定して中心地点を設定することもできます。

・マップの拡大率を設定する
《StaticMap》.setZoom( 整数 );
マップのズームの度合いを指定するものです。これはゼロ~21の範囲内の整数で指定をします。ゼロがもっとも広範囲(地球全体ぐらい)となり、数字が増えるにつれズームしていきます。

・使用言語を設定する
《StaticMap》.setLanguage( 言語の種類 );
地図の表示で使用する言語を設定するものです。これは、言語の種類を示す記号で、ISO国名コードで指定します。日本語であれば、"ja"と指定しておきます。

・マップタイプを設定する
《StaticMap》.setMapType( 種類を示す値 );
マップの種類を設定するものです。これは、Maps.StaticMap.Typeオブジェクトに用意されている以下のいずれかの値で指定します。例えば衛星写真に変更するなら、setMapType(Maps.StaticMap.Type.SATELLITE)と設定します。

HYBRID――衛星写真と地図の道路やラベル表示を合わせたものです。
ROADMAP――通常の地図です。
SATELLITE――衛星写真です。
TERRAIN――地形の地図です。

・マップデータのフォーマットを設定する
《StaticMap》.setFormat( フォーマットを示す値 );
生成されるマップイメージのフォーマットを設定するものです。引数にはフォーマット名を指定しますが、通常はMaps.StaticMap.Formatに用意されている「GIF」「JPG」「JPG_BASELINE」「PNG」「PNG8」「PNG24」のいずれかで指定します。

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