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初心者のためのJSP/サーブレット入門

Google App Engineの開発準備をしよう! (4/4)

作成:2012-04-29 10:58
更新:2012-04-29 10:58

■SDKとGoogleプラグインのインストール

さて、無事にEclipseが起動したでしょうか。次に行うのは、GAEの開発に必要なソフトウェアをEclipseにインストールする作業です。Eclipseは、さまざまな拡張機能を「プラグイン」としてインストールし、機能を追加することができます。GAEの開発機能は、このプラグインを使って組み込みます。

1. Eclipseの<Help>メニューから、<Install New Software...>を選びます。

2. ダイアログが現れ、「Available Software」という表示がされます。ここで、「Work with」の入力フィールドに、以下のアドレスを既述し、Enterキーを押します。なお、ここではEclipse ver. 3.7をベースにしているので、このバージョン用のプラグインのアドレスになっています。例えば、ver. 3.6を使っているなら、最後の/3.7の部分を、/3.6にしてください。
http://dl.google.com/eclipse/plugin/3.7

3. しばらく待っていると、下のリスト欄にGoogleが提供するプラグインとSDKの一覧が表示されます。これらの項目のチェックをすべてONにしておいてもいいのですが、一番上にある「Google App Engine Tools for Android(requires ADT)」というのは、EAEでAndroidの開発をするものですので、事前にAndroidの開発環境が整えてないと組み込めません。そのあたりの準備ができてない人は、この項目だけチェックをOFFにしてください(でないとインストール出来ません)。それから「Next >」ボタンを押します。他のチェックなどはデフォルトのままにしておいてください。

4. 次に進むと、「Install Detail」という表示が現れます。ここでインストールするプラグインが一覧表示されます。項目を確認し、下の「Next >」ボタンを押して次に進んでください。

5.Review Licenses」画面に進みます。これはライセンスの確認です。右下あたりにある「I accept the terms of licens agreements」というラジオボタンをクリックして選択し、「Finish」ボタンを押します。これでダイアログが閉じられ、インストールが開始されます。

6. しばらくダウンロード作業が続きますが、それが終わると画面に「Security Warning」というアラートが表示されます。これは「unsignedなコンテンツがインストールされようとしているけどいいの?という確認のアラートです。「OK」ボタンを押してください。インストールが実行されます。

7. ちょっと待つと、インストールが完了し「リスタートしないと使えるようにならないけどいいか?」と尋ねてきます。「Restart Now」ボタンを押して、Eclipseを再起動してください。これでプラグインが使えるようになります。

――さあ、これで開発に入る準備が整いました!

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

※上図:Available Software画面。
 中図:Install Details画面。
 下図:Review Licenses画面。

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