では、実際にプログラムを作ってみましょう。プログラムの作成は、「プロジェクト」を作って行います。プロジェクトというのは、その開発に必要なさまざまなファイルや設定情報などをまとめて管理するもので、開発の単位となるものです。iアプリの場合、作成にはJavaのソースコードだけでなく、HTMLファイルや「ADF」と呼ばれる設定ファイルなど各種のものが必要となるので、それらをまとめて管理するためにプロジェクトの考えが導入されているのでしょう。

docomo配布の開発ツール（iappliTool）で新規プロジェクトを作るのはとても簡単です。iappliToolを起動し、「プロジェクト新規作成」ボタンを押して名前を入力するだけです。