Modelを作ろう! (3/7)
作成:2012-02-06 08:14
更新:2012-02-06 08:14
更新:2012-02-06 08:14
■HerokuでPostgreSQLを利用するための下準備
続いて、必要なソフトウェアのインストールを行いましょう。これは、「HerokuでRailsアプリを動かす」という前提で必要となる作業です。単純にローカル環境で、デフォルトのSQLiteでデータベースを利用するならば、こんな面倒な作業は不要です。もし「Railsの勉強目的だからローカルサーバーで十分」というなら、読み飛ばしてOKです。
Rubyでは、「RubyGem」というパッケージシステムが用意されており、必要なソフトウェアをインストールできるようになっています。この作業を記述しているのが「Gemfile」というファイルです(Railsアプリのルートにあります)。
このGemfileに記述されている内容を修正し、コマンドを実行することで、必要なソフトウェア類がインストールされ揃えられるようになっています。デフォルトでは、データベースはすべてSQLite3を使うようになっていましたが、Herokuを利用する場合にはPostgreSQLを利用するために必要なソフトウェアを用意するようにGemfileを修正しておく必要があります。――その他にもいくつか注意すべき点がありますので、必要なした準備をまとめておきましょう。
1. 上から8行目あたりに以下の文があるので探してください。
2. この文を削除し、以下のように書きなおしておきましょう。
3. これでGemfileの修正は終わりです。ファイルを保存し、閉じてください。
4. 続いて、config/environments/production.rbファイルを開いてください。ここから、以下の文を探してください。
5. 見つかったら、この文の「false」 を 「true」 に変更してください。つまり以下のようになるわけですね。
6. 続いて、必要なソフトウェアをインストールします。以下のコマンドを実行してください。Aptana Studioであれば、そのままターミナルからコマンドを打って実行してください。あるいはコマンドプロンプトやターミナルを起動して、Railsアプリのフォルダ(Gemfileがあるところ)にカレントディレクトリを移動して実行してもかまいません。Mac OS Xなどではsudoするのを忘れないように。
――さぁ、下準備はこれで完了です。後は、Modelを作成し、それにあわせてControllerやViewを修正してデプロイする、という作業が待っています。
Rubyでは、「RubyGem」というパッケージシステムが用意されており、必要なソフトウェアをインストールできるようになっています。この作業を記述しているのが「Gemfile」というファイルです(Railsアプリのルートにあります)。
このGemfileに記述されている内容を修正し、コマンドを実行することで、必要なソフトウェア類がインストールされ揃えられるようになっています。デフォルトでは、データベースはすべてSQLite3を使うようになっていましたが、Herokuを利用する場合にはPostgreSQLを利用するために必要なソフトウェアを用意するようにGemfileを修正しておく必要があります。――その他にもいくつか注意すべき点がありますので、必要なした準備をまとめておきましょう。
1. 上から8行目あたりに以下の文があるので探してください。
gem 'sqlite3'
2. この文を削除し、以下のように書きなおしておきましょう。
group :production do
gem 'pg'
gem 'therubyracer-heroku'
end
group :development, :test do
gem 'sqlite3'
end
3. これでGemfileの修正は終わりです。ファイルを保存し、閉じてください。
4. 続いて、config/environments/production.rbファイルを開いてください。ここから、以下の文を探してください。
config.assets.compile = false
5. 見つかったら、この文の「false」 を 「true」 に変更してください。つまり以下のようになるわけですね。
config.assets.compile = true
6. 続いて、必要なソフトウェアをインストールします。以下のコマンドを実行してください。Aptana Studioであれば、そのままターミナルからコマンドを打って実行してください。あるいはコマンドプロンプトやターミナルを起動して、Railsアプリのフォルダ(Gemfileがあるところ)にカレントディレクトリを移動して実行してもかまいません。Mac OS Xなどではsudoするのを忘れないように。
bundle install --without production
――さぁ、下準備はこれで完了です。後は、Modelを作成し、それにあわせてControllerやViewを修正してデプロイする、という作業が待っています。
(by. SYODA-Tuyano.)
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