最後は「View」の作成ですね。このViewを最後にしたのには理由があります。Viewは、既にModelとControllerが用意されていないと作れないのです。ですから、必ず最後に作成するようにしましょう。

インタラクティブBakeコンソールで「V」を入力すると、例によってViewのパスが表示され、それから設定が開始されます。

Bake View
Path: …Viewのパス…

Possible Controllers based on your current database:
1. Mydatas
Enter a number from the list above,
type in the name of another controller, or 'q' to exit
[q] > 

利用可能なControllerが表示されます。既に作成しているMydatasの名前が表示されるはずです。ここで、Viewを作成するControllerの番号を入力します。ここでは「1」を入力します。

Would you like bake to build your views interactively?
Warning: Choosing no will overwrite Mydatas views if it exist. (y/n)
[n] > 

インタラクティブに作成するか尋ねてきます。既にControllerがあるので、別にインタラクティブに作業せず「n」で勝手に作成させればOKなのですが、今回は一応、どんな設定をするか説明するので「y」にしておきます。

Would you like to create some CRUD views
(index, add, view, edit) for this controller?
NOTE: Before doing so, you'll need to create your controller
and model classes (including associated models). (y/n)
[y] >

CRUDのViewを作るか尋ねてきます。これはCreate/Read/Update/Deleteの略で、先ほどControllerのところで自動生成した基本機能のことと考えてください。「y」にすると、Controllerに用意したこれらの機能のためのViewを自動生成します。

Would you like to create the views for admin routing? (y/n)
[n] >

アドミン・ルーティングのViewを作るか尋ねてきます。今回は作っていないので「n」にします。

入力すると、いきなりすべてのViewを作り始めます。ほとんど瞬時にViewのファイル類が作成されます。実は、Viewの作成でできるのは、たったこれだけです。オリジナルな表示画面が作れるというわけではありません。