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初心者のためのGoogle Apps Scriptプログラミング入門:

Googleドキュメントにアクセスする (1/6)

作成:2011-08-08 08:31
更新:2011-08-08 09:18
■Googleドキュメントの基本的なオブジェクト構成
Googleドキュメントは、非常にGoogle Apps Scriptから扱いにくいもの、という印象があります。実際には他のサービスと比べ、さほど難しいわけではないのですが……。その理由は、「いくつもの種類のファイルが作成され、管理されている」からでしょう。

例えばスプレッドシートなら、SpreadsheetAppからSpreadsheetオブジェクトを取り出して操作すればよかったのでした。が、Googleドキュメントには他にもいろいろな文書があります。一体どうなっているんだ?と思ってしまうかも知れません。――そういう人は、まず頭の中を整理する必要があります。「それぞれのファイルと、ファイル全体を管理する機能は別なのだ」と。

Googleドキュメントでは、一般的な文書やスプレッドシートなどが作られ、それらを管理できます。これらは、それぞれ「別々の独立したオブジェクト」として用意されているのです。先にスプレッドシートを利用しましたが、あれと同様にそれぞれのファイルの種類ごとにオブジェクトが用意され、それらのファイルを管理するのにまた別の独立したオブジェクトが用意されているのです。

では、今回はワープロなどの「文書」のドキュメントを扱うために必要なオブジェクトについて説明をしましょう。まずは、全体の構成についてざっと頭に入れておきましょう。

○スプレッドシート関係
これは既に説明しましたね。ごくざっと整理しておくだけに留めておきましょう。

SpreadsheetApp――スプレッドシートのアプリケーション
Spreadsheet――スプレッドシート(個々のファイル)
他、その中のシートやレンジなどのオブジェクト

○文書(ドキュメント)関係
これが、今回取り上げるものです。「文書」は、いわゆるワープロの書類に相当するものです。テキストを書き、中にイメージを貼り付けたり表を作成したりして文書を作成するものですね。これも、スプレッドシートのようにいくつものオブジェクトに分かれています。

DocumentApp――文書のアプリケーション
Document――文書(個々のファイル)
他、文書内の要素に関するさまざまなオブジェクト

この他にもプレゼンテーションだの図形描画だのといったドキュメントが作れますが、これらはまだGoogle Apps Scriptに対応していません。また、作成したドキュメント類を管理する機能は、また別のオブジェクト類として用意されています。

では、これらのオブジェクト類の利用例として、簡単なサンプルを挙げておきます。「this_is_test」という文書を作り、簡単なテキストを書き込みます。シンプルですが、「文書作成」と「文書内の要素の作成」という基本的な機能を使っています。――詳細はひとまず脇において、次ページからこれらの基本について順を追って説明していきましょう。


 

※プログラムリストが表示されない場合

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function makeDoc(){
  var doc = DocumentApp.create("this_is_test");
    
  var p1 = doc.appendParagraph("Welcome to  Google Apps Script.");
  p1.setFontSize(24);
  p1.setForegroundColor("#FF0000");
  var p2 = doc.appendParagraph("これは、自動生成したドキュメントです。");
  p2.setFontSize(12);
  p2.setBackgroundColor("#FFDDDD");
  p2.appendText("どんなもんでしょ?");
  doc.saveAndClose();
}



 


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