Javaアプリケーションの開発 (1/5)
作成:2017-10-14 11:34
更新:2017-10-14 11:34
更新:2017-10-14 11:34
■DarchetypeArtifactIdを指定する
Mavenでは、さまざまなプログラムを作成することができます。それらは、プロジェクトを作成する段階で作成手順が異なっていたり、pom.xmlへの記述が違っていたりします。Mavenを利用して開発をするには、「自分が作成したい種類のプログラムを作るにはどのようにすればいいのか」を知っておかなければいけません。
まずは、基本中の基本として、Javaによるアプリケーション(普通の、パソコンでダブルクリックで起動できるJavaアプリケーション)の開発から考えていきましょう。
Mavenでプロジェクトを作成するには、「mvn archetype:generate」というコマンドを実行しました。これはプロジェクト作成のもっとも基本となるものです。が、これを実行すると、ずらっとテンプレートの一覧リストが出力されます。「ここから使うテンプレートを選べ」ということですが、既に千項目以上もあるため、非常に面倒ではあります。
実は、プロジェクトを作成するとき、使用するテンプレートをあらかじめ指定しておくことができます。これは、「-DarchetypeArtifactId」というオプションを使います。
このように呼び出します。この-DarchetypeArtifactIdというのは、使用するテンプレートのアーティファクトIDを指定するものです。まぁ、大抵の場合、アーティファクトIDを指定すれば、それでどのテンプレートなのか特定できます。
ただし、場合によっては特定できなこともあります(たまたま同じアーティファクトIDのテンプレートが複数あったような場合)。こういうときは、グループIDを指定する「-DarchetypeGroupId」というオプションも用意されています。これを使い、以下のように実行すれば確実です(※それぞれ改行しないで、続けて書くこと)。
では、一般的なJavaアプリケーションを開発するときはどのように指定すればいいのでしょうか。基本は、以下のようになるでしょう。
このように実行すると、以下のように出力がされていきます。
グループID、アーティファクトID、バージョン、パッケージといったものを尋ねてくるので順に入力していきます。見ればわかるように、これは先にプロジェクト作成で入力したのと同じものです。これらを入力すれば、そのままJavaアプリケーションのプロジェクトが作成されます。
まずは、基本中の基本として、Javaによるアプリケーション(普通の、パソコンでダブルクリックで起動できるJavaアプリケーション)の開発から考えていきましょう。
Mavenでプロジェクトを作成するには、「mvn archetype:generate」というコマンドを実行しました。これはプロジェクト作成のもっとも基本となるものです。が、これを実行すると、ずらっとテンプレートの一覧リストが出力されます。「ここから使うテンプレートを選べ」ということですが、既に千項目以上もあるため、非常に面倒ではあります。
実は、プロジェクトを作成するとき、使用するテンプレートをあらかじめ指定しておくことができます。これは、「-DarchetypeArtifactId」というオプションを使います。
mvn archetype:generate -DarchetypeArtifactId=アーティファクトID
このように呼び出します。この-DarchetypeArtifactIdというのは、使用するテンプレートのアーティファクトIDを指定するものです。まぁ、大抵の場合、アーティファクトIDを指定すれば、それでどのテンプレートなのか特定できます。
ただし、場合によっては特定できなこともあります(たまたま同じアーティファクトIDのテンプレートが複数あったような場合)。こういうときは、グループIDを指定する「-DarchetypeGroupId」というオプションも用意されています。これを使い、以下のように実行すれば確実です(※それぞれ改行しないで、続けて書くこと)。
mvn archetype:generate
-DarchetypeGroupId=グループID
-DarchetypeArtifactId=アーティファクトID
■基本はmaven-archetype-quickstart
では、一般的なJavaアプリケーションを開発するときはどのように指定すればいいのでしょうか。基本は、以下のようになるでしょう。
mvn archetype:generate -DarchetypeArtifactId=maven-archetype-quickstart
このように実行すると、以下のように出力がされていきます。
[INFO] Scanning for projects...
[INFO]
[INFO] ------------------------------------------------------------------------
[INFO] Building Maven Stub Project (No POM) 1
[INFO] ------------------------------------------------------------------------
[INFO]
[INFO] >>> maven-archetype-plugin:2.2:generate (default-cli) > generate-sources
@ standalone-pom >>>
[INFO]
[INFO] <<< maven-archetype-plugin:2.2:generate (default-cli) < generate-sources
@ standalone-pom <<<
[INFO]
[INFO]
[INFO] --- maven-archetype-plugin:2.2:generate (default-cli) @ standalone-pom --
-
[INFO] Generating project in Interactive mode
Define value for property 'groupId': : グループIDを入力
Define value for property 'artifactId': : アーティファクトIDを入力
Define value for property 'version': 1.0-SNAPSHOT: :(defaultのまま)
Define value for property 'package': ○○: :(defaultのまま)
グループID、アーティファクトID、バージョン、パッケージといったものを尋ねてくるので順に入力していきます。見ればわかるように、これは先にプロジェクト作成で入力したのと同じものです。これらを入力すれば、そのままJavaアプリケーションのプロジェクトが作成されます。
(by. SYODA-Tuyano.)
※プログラムリストが表示されない場合
AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。
※関連コンテンツ