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初心者のためのLaravel入門

ルーティングとコントローラー (2/5)

作成:2016-01-24 09:00
更新:2016-01-24 09:07

■Routeクラスのメソッドについて

では、Routeに用意されているルーティング設定のためのメソッドについて簡単に整理ておきましょう。
Route::get( アドレス , 関数 );
GETアクセスされた際のルーティングを設定します。第1引数には、割り当てるアドレスをテキストで用意します。第2引数の関数でテキストをreturnすると、それがそのまま出力されます。
Route::post( アドレス , 関数 );
POSTアクセスされた際のルーティングを設定します。基本的な使い方はgetと同様です。
Route::put( アドレス , 関数 );
Route::delete( アドレス , 関数 );
HTTPには、「PUT」「DELETE」といったアクセスもあり、それらのためのメソッドです。が、一般的にはこれらはまず使わないでしょう。
Route::any( アドレス , 関数 );
Route::match( 配列 , アドレス , 関数 );
複数のHTTPメソッドに対応させるためのものです。anyは、あらゆるHTTPメソッド(GET, POST, PUT, DELETE)にルーティングを行います。matchは、第1引数にHTTPメソッド名の配列(例えば、['get','post'] など)を用意し、そのHTTPメソッドでのアクセスに対してルーティングを行います。

では、実際に簡単な例をあげておきましょう。routes.phpの一番下に、下リストのようなコードを追記してみましょう。そして、サーバーを起動し、以下のアドレスにアクセスしてみましょう。
http://localhost:8000/helo
アクセスすると、Hello Worldというタイトルのページが表示されます。これが、Route::getメソッドで生成した表示です。

今回の例を見ると、getメソッドの第1引数には /helo と指定されていますね。ここにアクセスをすると、第2引数の関数でreturnされているHTMLのテキストがそのまま送り返され、表示される、というわけです。このように、実をいえばルーティング機能だけで、「アドレスにアクセスし、画面に何かを表示する」ということは実現できてしまうのです。

※プログラムリストが表示されない場合

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●プログラム・リスト●

Route::get('/helo', function () {
    return '<html><body><h1>Hello World</h1><p>this is sample page.</p></body></html>';
});

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