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初心者のためのSwiftプログラミング入門

配列と辞書 (2/5)

作成:2014-09-20 20:57
更新:2014-09-20 20:57

■配列とfor-in構文

配列は、インデックス番号を指定して1つずつ取り出し処理することもできますが、データ管理等に利用する場合には「全部の要素を同じように処理する」という作業が必要になります。

こうした場合に用いられるのが、for-in構文です。こういうものですね。
for 変数 in 配列 {
    ……実行する処理……
}

for-inでは、配列から順に値を取り出しては変数に代入し、その後の{}部分を実行する、ということを繰り返していきます。この{}内に、変数を利用する形で処理を用意すれば、配列の全要素に対し同じ処理を行うことができます。

下に簡単なサンプルを挙げておきましょう。配列dataの値をすべて取り出して合計し表示するものです。for num in dataというようにしてdataから順に値をnumに取り出し処理しているのがわかるでしょう。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

let data:[Int] = [10, 20, 30]
var total:Int = 0
for num in data {
    total += num
}
println("total: \(total)")

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