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App InventorによるAndroid開発入門

Twitter投稿アプリを作ろう! (1/5)

作成:2010-11-11 12:12
更新:2010-11-11 12:12

■TwitterとOAuth認証

App Inventorでは、ソシャル関連の部品がいくつか用意されていますが、中でも強力なのが「Twitter」です。これは文字通り、Twitterにアクセスするためのものなのです。

この部品は、Twitterへのログイン(実際にはTwitterのログインページに移動して行ないます)、タイムラインの取得、つぶやきの投稿、フォロワーの設定、検索……と、Twitterを利用する上で必要な基本的な機能が一通り揃っています。これを利用すれば、ごくごく簡単にTwitterを使ったアプリができてしまうのです。

ただし! その前に、やっておかねばならないことがあります。それは、「Twitterへのアプリの登録」です。

Tiwtterでは、「OAuth」と呼ばれる認証システムを採用しています。これは、アクセスする際にTwitterから発行されるコンシューマ・キーコンシューマ・シークレットというデータを送信することで認証を受けるもので、Twitter利用のアプリを作成する際には、あらかじめTwitterに登録を行わなければいけません。

これは、それほど難しいものではありませんので、まずは登録を行ないましょう。WebブラウザからTwitterにログインし、以下のアドレスにアクセスをしてください。

http://twitter.com/oauth_clients/new

ここが、クライアント(要するにアプリ)を登録するページです。ここに、必要事項を記述して送信すれば、クライアントで使用するコンシューマ・キーコンシューマ・シークレットがその場で発行されます。登録内容は、ざっと以下のようになります。

アプリケーション名:アプリの名前です。これは同じ名前が既にあるとダメなので、他と重ならない名前で登録してください。
アプリケーションの説明:説明文です。適当に書いておいてください。
アプリケーションのウェブサイトURL:アプリのサイトです。自分のWebサイトで任意のページを用意し、そのアドレスを記述しましょう。
所属会社/団体:開発者名です。あなたの名前か所属団体を書きます。
サイト:あなたのサイトのアドレスを書きます。
アプリケーションの種類:これは「ブラウザアプリケーション」を選んでください。
コールバックURL:ログイン後に転送されるアドレスです。あなたのサイト内に適当なページを用意し、そのアドレスを書いておきましょう。(実際には使いません)
標準のアクセスタイプ:read & write」を選びましょう。
Twitterでログインする:チェックをONにしておきます。

発行されたコンシューマ・キーとコンシューマ・シークレットは、どこかに控えておいてください。アプリを作る際にこれらが必要となります。

※プログラムリストが表示されない場合

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