libro
www.tuyano.com
JavaScriptではじめるUnityプログラミング入門

マウスクリックと画面の扱い (2/4)

作成:2014-05-17 10:49
更新:2014-05-17 10:56

■マウスの位置を調べる

続いて、「マウスの位置」についてです。マウスの位置を調べるのはとても簡単です。Inputオブジェクトにある「mousePosition」というプロパティを調べればよいのです。


●マウスの位置の取得
var 変数 : Vector3 = 
    Input.mousePosition;
マウスの位置は、Inputの「mousePosition」プロパティで得ることができます。取り出される値はVector3オブジェクトになっています。といっても、マウスの位置は横と縦の2次元ですから、Vector3zは実質使われません。xyの値だけ取り出して利用します。

このmousePositionの値は、シーンの左下から何ドット離れた位置にあるか、で表したものです。プログラミングなどでは画面の「左上」をゼロ地点とすることが多いのですが、Unityの場合は左「下」がゼロであり、縦軸は上に行くほど数字が大きくなります。この点に注意しましょう。

では、簡単な利用例を下にあげておきましょう。これはシーンに配置したGUI Textにマウスポインタの位置を表示するものです。先ほどのサンプルと同様に、GUI Textを配置したシーンで動かして下さい。実行すると、マウスポインタの画面上の位置がリアルタイムに表示されます。

※プログラムリストが表示されない場合

AddBlockなどの広告ブロックツールがONになっていると、プログラムリスト等が表示されない場合があります。これらのツールをOFFにしてみてください。

●プログラム・リスト●

#pragma strict

function Update () {
    var v:Vector3 = Input.mousePosition;
    var text:GameObject = GameObject.Find("GUI Text");
    text.guiText.text = v.x + ',' + v.y;
}

※関連コンテンツ

「JavaScriptではじめるUnityプログラミング入門」に戻る