文字列と日時 (2/4)
作成:2013-11-23 10:35
更新:2013-11-23 10:35
更新:2013-11-23 10:35
■文字列の生成・削除
新しい文字列を作ったり、文字列を削除したりするためのメソッドもいろいろと用意されています。これらの主なものについてまとめておきます。
●文字列の結合
●文字列の結合(配列)
●文字列の分割
●文字列を挿入する
●文字列の削除
これらも簡単な利用例を以下に挙げておきましょう。あらかじめ用意しておいたテキスト(s1)をスペースで配列に分割し、それを再びテキストにまとめ、10文字目以降を削除します。それぞれの実行後に出力される値でテキストがどのように変わっていくかを確かめてみましょう。
●文字列の結合
string 変数 =複数の文字列をつなぎあわせて1つにまとめます。引数にはいくつでもテキストを持たせることができます。
String.Concat(《String》,……);
●文字列の結合(配列)
string 変数 =文字列をまとめた配列を1つの文字列にまとめます。第1引数には文字列どうしをつなぐのに使う文字列を用意します。これで、第2引数の配列から順に値を取り出し、第1引数の文字列を間に挟んで1つの文字列を生成します。
String.Join(《String》,《String配列》);
●文字列の分割
string[] 変数 = 《String》.Split(《char》);文字列を指定の区切り文字で分割し配列にします。引数には区切り文字となる文字を用意します。これで、この文字列(インスタンス)を区切り文字で分割し配列を作成します。
●文字列を挿入する
string 変数 = 《String》.Insert(《int》,《String》);この文字列(インスタンス)の指定の場所に引数の文字列を挿入します。第1引数には挿入位置(何文字目か?)を示す値を、第2引数には挿入する文字列を指定します。
●文字列の削除
string 変数 = 《String》.Remove(《int》);この文字列(インスタンス)の一部を削除したものを返します。引数1つだけの場合は、その位置(何文字目か?)から後をすべて削除します。2つの引数を指定した場合は、その位置から第2引数の文字数だけ削除をします。
string 変数 = 《String》.Remove(《int》,《int》);
これらも簡単な利用例を以下に挙げておきましょう。あらかじめ用意しておいたテキスト(s1)をスペースで配列に分割し、それを再びテキストにまとめ、10文字目以降を削除します。それぞれの実行後に出力される値でテキストがどのように変わっていくかを確かめてみましょう。
(by. SYODA-Tuyano.)
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●プログラム・リスト●
using System; namespace MyCLIApp { class Program { public static void Main(string[] args) { string s1 = "Hello! Welcome to C# World!"; Console.WriteLine("s:" + s1); string[] arr = s1.Split(' '); Console.WriteLine(arr); string s2 = String.Join("-",arr); Console.WriteLine(s2); string s3 = s2.Remove(10); Console.WriteLine(s3); Console.ReadKey(true); } } }
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