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初心者のためのGroovy/Grails入門:

Grailsを使ってみよう! (1/6)

作成:2013-09-21 10:16
更新:2013-09-21 10:16
■「Grails」ってどんなもの?
Grails」は、「Groovy on Rails」の略……かなと勝手に思っていますが、その名前がイメージするとおり、「Groovyというスクリプト言語によるRails(←Ruby on RailsというRubyの超有名なフレームワークのこと)ライクなWebアプリケーションフレームワーク」です。

Javaの世界では、長らくRailsライクなフレームワークがありませんでしたが、Java仮想マシンがJava以外の言語にも開放され、仮想マシン上で動くスクリプト言語が登場するに従い、それらのスクリプト言語とJavaを組み合わせてRailsライクな環境を構築するフレームワークが登場するようになりました。

こうしたフレームワークの中でも、もっとも広く使われており人気が高いのは「Play Framework」と「Grails」でしょう。Play FrameworkはScalaというスクリプト言語を使い、GrailsはGroovyという言語を使ってるという違いはありますが、どちらも非常に強力でかつ高速に開発が行えるフレームワークです。

Grailsは、JavaとGroovyを組み合わせて作られています。ということは、JavaとGroovyがわからないといけない、ということになりますね。また動作環境も、Java(JDK)、Groovy、Grailsといったものがないといけません。この段階で「けっこう面倒くさそう」と思って避けてしまっている人も多いでしょう。が、実はそうでもないのです。

Groovyという言語は、実は「Javaの小型版」みたいなものです。これは「Javaをいかに軽快に書けるようにするか」という視点で作られた言語であり、Javaがわかればすぐにでも使えます(←ちょっと嘘)。

Grailsには、Groovy本体が組み込まれていますので、Grails開発をするなら単にGrailsをインストールするだけで済みます。別途Groovyをインストールする必要はありません。

Grailsは、コマンドラインから実行するユーティリティスクリプトがあり、これを使ってアプリケーションの主要部分を自動的に作れます(Railsライクと呼ばれる所以ですね)。ですから複雑そうに見えますが、実は作るのはかなり簡単です。(←ちょっと嘘)

Groovy/Grailsの開発元であるPivotal(Spring Sourceから分離した会社)では「Groovy Grails Tool Suite」という専用の開発環境を用意しています。これはEclipseをベースにしたもので、これを使えばかなり快適に開発が行えるのです。「専用の開発環境」まで用意されているフレームワークは他にほとんどありません。(GrailsとSpring Frameworkぐらい。実は2つは同じ会社のもの)

――まぁ、一言でいってしまえば、「Javaがわかるなら、Groovy/Grailsを怖がる必要は全くない!それよりメリットに目を向けるべし!」ということでしょう。少なくとも、へたなJavaフレームワークを習得するより、新たにGroovyを覚えてGrailsを使うほうが敷居はずっと低いはずですよ。


 

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