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初心者のためのSwiftプログラミング入門

制御構文をマスターしよう (1/4)

作成:2014-07-26 08:26
更新:2014-07-26 08:26

■if文による条件分岐

今回は、Swiftの制御構文について説明しましょう。制御構文は、条件分岐と繰り返しからなります。まずは条件分岐の基本である「if」文から。

既に何らかの形でプログラミング言語を経験している人なら、if文がどういうものか知っていることでしょう。これは条件に応じて実行する処理を設定するものです。このif文は、以下のように記述します。


●ifの基本形(1)
if 条件となるもの {
    ……条件が正しい時の処理……
}
●ifの基本形(2)
if 条件となるもの {
    ……条件が正しい時の処理……
} else {
    ……正しくない時の処理……
}

ifは、その後に条件となるものを用意します。これは基本的に「真偽の値として得られるもの」であれば、どんなものでも設定できます。値、変数、式、関数やメソッドなどですね。他の言語の経験があると、つい「条件はカッコで括る」と思ってしまいますが、Swiftの場合はカッコは不要です。もちろん、つけてもかまいません。
◯    if (x == 0){……}
◯    if x == 0 {……}
また、条件の後に実行する処理や、elseの後で実行する処理部分は、必ず{}記号で括る必要があります。他の言語では、1文だけしか処理が用意されない場合は{}を省略することができたりしますが、Swiftでは必ず{}が必要です。

●else ifについて
条件が成立しない場合、elseifをつけて「else if」として次の条件文を続けて書くことができます。こんな具合です。
if 条件 {
    ……処理……
} else if 条件 {
    ……処理……
} else if ……必要なだけ続けて書ける……

}
この場合も、else ifが成立しなければelseをつけたり、更にelse ifで次の条件を設定したりすることができます。

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