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初心者のためのSwiftプログラミング入門:

Swiftの準備を整えよう! (1/4)

作成:2014-07-12 11:42
更新:2014-07-12 11:42
■Swift(スイフト)ってなに?
Swiftは、2014年6月に開催されたアップルの開発者向けコンファレンスで突如発表された、全く新しいプログラミング言語です。

今まで、Mac OS XやiOS(iPhoneやiPad)のアプリ開発には、「Objective-C(オブジェクティブシー)」と呼ばれるプログラミング言語が使われてきました。これは、Mac OS Xの成立由来によります。

Mac OS Xは、実はそれ以前にあった「NeXT STEP」というOSがベースになっています。NeXT STEPは、もともとObjective-Cという強力なオブジェクト指向言語を開発した際に、このObjective-Cによるプログラムの作成と実行を行うためのプラットフォームとして作られたものです。つまり、Objective-CとNeXT STEPは一心同体で、この2つはほぼ同じものといってよいほどに密接な関係にありました。このNeXT STEPを開発していたのが、当時NeXT者のCEOだったスティーブ・ジョブスです。

スティーブ・ジョブスがアップルに復帰した際、このNeXT STEPも一緒に(?)アップルに移籍し、これをベースに「Mac OS X」が作られました。もちろん、外観はMacらしくなりましたが、中身はNeXT STEPそのものであり、従ってMac OS Xも「Objective-Cでプログラムを作って動かす」ことが前提となっていたのです。

この大前提は、実は今も変わりません。Mac OS X(そして、これをベースに作られたiOS)は、Objective-Cのために用意されたフレームワークが内部に用意されており、これを利用してすべてのプログラムが動いています。「MacやiPhoneの開発は、なぜObjective-Cでないといけないのか」の理由は、こういうことだったのです。そもそも「Objective-Cで作ることを前提に設計されたOS」なのですから。

が、Objective-Cは、正直、非常にわかりにくい言語です。これはC言語に、Smalltalkというオブジェクト指向言語の元祖とも言えるものを合体させたような言語で、1つの言語の中に2つの言語の文法が同居しているような不可思議な文法となっていました。Cのもう一つのオブジェクト言語発展形であるC++や、これに文法の近いJava、C#といった言語が主流となるにつれ、これらから外れたObjective-Cは「普通の言語と違う、とっつきにくい言語」となっていったのです。

MacやiPhoneがブームとなり、多くの開発者がこれらのアプリを作ろうと集まってきました。が、この「Objective-Cのとっつきにくさ」には閉口しました。なんでもうちょっとわかりやすい言語が使えないんだ?と多くの開発者は思っていたことでしょう。

こうした状況はアップルにとっても好ましいものではありません。そこで、Objective-Cとは異なる、新しい「とっつきやすくわかりやすい使いやすい言語」の登場となったのです。それが「Swift」です。



 

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※Swiftが利用できるXcode6は、現在、ベータ版として配布されている。



 


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