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初心者のための Node.jsプログラミング入門

ExpressでWebアプリケーションを自動生成する (2/6)

作成:2013-05-12 10:10
更新:2013-05-12 10:10

■ExpressコマンドでWebアプリを作る

では、Webアプリケーションを作成しましょう。以下の手順にそって作業してください。


1. インストールフォルダを作る
まず、Webアプリケーションのフォルダを何処かに用意します。ここではデスクトップに「exapp」という名前のフォルダを作成しておきます。この中にExpressのWebアプリケーションを作成していきます。


2. コマンドプロンプトでcdする
コマンドプロンプト(Mac OS Xではターミナル)を起動し、作成したフォルダ(ここでは「exapp」フォルダ)がある場所にcdコマンドで移動します。例えば、デスクトップに「exapp」フォルダがあるなら、
cd Desktop
これでOKです。注意したいのは、「フォルダの中に移動しちゃダメ!」という点です。「cd Desktop\exapp」ではダメです。exappがある「Desktop」に移動します。


3.Expressコマンドを実行
では、Expressコマンドで、Webアプリケーションを生成しましょう。これは「express フォルダ名」というようにして実行します。ただし! このままだと、テンプレートエンジンに「jade」というものが設定されます。まぁ、これでもいいんですが(またjadeというテンプレートエンジンを覚えればいいんですが)、やっぱり既に使っているEJSを使って作れたほうがいいですね。

EJSをテンプレートエンジンに設定する場合には「-e」というオプションを付けて、「express -e フォルダ名」というように実行します。ここでの例なら、「exapp」フォルダ内にファイルを生成しますから、
express -e exapp
このように実行します。これで必要なファイル類が「exapp」フォルダ内に作られます。「-e」をつけない場合、作成されるテンプレートファイルなどが違ってきますので注意してください。


4. npm installを実行する
これで終わりではありません。続いて、「cd フォルダ名 && npm install」というコマンドを実行してください。今回の例ならば、以下のように実行するのです。
cd exapp && npm install
cdはディレクトリの移動ですね。つまりこれは「exappフォルダに移動し、npm installを実行する」という作業をしていたのです。これを行わないと、必要なファイル類が揃わないため、デプロイ時にアプリケーションがうまく動きません。

――これで、Webアプリケーションは完成しました!

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