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初心者のためのSpring Framework入門:

Springプロジェクトの作成 (1/5)

作成:2015-07-04 09:15
更新:2015-07-04 09:15
■Spring FrameworkとSTS
Spring Framework」の名前ぐらいは、Javaプログラマなら誰しも聞いたことがあるでしょう。が、「特にサーバー開発において強力なフレームワークらしい」ぐらいは耳にしても、具体的な話は意外とよくわからない人も多いのではないでしょうか。

その最大の理由は、Spring Frameworkの「巨大さ」にあります。Spring Frameworkは、1つのフレームワークではありません。たくさんのフレームワークの集合体なのです。すべてのフレームワークの土台となるもの、その上に構築される汎用的なもの、Webやデータベースなど特定用途に特化したもの、他のフレームワークとの橋渡しをするもの……とにかくたくさんのフレームワークがSpring Frameworkにはあります。このため、全体像がぼやけ、曖昧模糊とした印象となってしまうのでしょう。

これからSpring Frameworkを学ぼう、という人は、まず「すべての土台となっている技術」から理解していったほうがよいでしょう。そしてその後は、データベースアクセスやWebのMVCアプリケーション開発など、自分の開発にすぐに利用できるジャンルのフレームワークを学んでみてください。それ以外のものは、ひとまず後回し。優先順位を付けなければとても覚えられませんからね。

さて、このSpring Frameworkの開発をする場合、最初に頭に入れておきたいのは、「専用の開発ツールの用意」です。

Spring Frameworkの開発元(米Pivotal)では、Spring Frameworkを利用した開発のための専用ツールを用意しています。「Spring Tool Suite(STS)」と呼ばれるもので、Eclipseをベースに専用のプラグインを組み合わせて作られています。

Spring Framework利用のプログラムは、多数のライブラリを必要に応じて組み合わせ用意する必要があります。これは、すべて手作業で行おうとすると非常に大変です。そこで通常は、Apache Maven(オープンソースのビルドツール)を利用してプロジェクトを生成し利用するようになっています。STSはMavenと主なプロジェクトのテンプレートを組み合わせ、簡単な設定だけで必要なライブラリを内蔵したプロジェクトを作成できるようになっています。

従って、Spring Frameworkの利用には特別な理由がない限り、STSを使うようにしましょう。コマンドラインからMavenのコマンドを使ってプロジェクト生成してもいいのですが、やはりSTS利用に比べると面倒です。もちろん、「Mavenに慣れてるから全然平気」という人はMavenベースで開発を進めてもいいでしょう。STSは以下からダウンロードできます。
http://spring.io/tools/sts

※なお、ここからデフォルトでダウンロードされるのは、Windowsの場合、32bit版になります。64bit版JDKをインストールしてある人は、「See All Versions」リンクをクリックし、そこから64bit版STSをダウンロードして使いましょう。


 

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