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Google Apps Scriptプログラミング [中級編]:

JdbcサービスによるGoogle Cloud SQLの利用 (1/6)

作成:2013-01-26 13:35
更新:2013-01-26 13:59
■Google Cloud SQLを準備しよう
長い間、データベースはGoogle Apps Scriptにおける最大の欠陥でした。Googleドライブの表計算を使い、セルにデータを保存してしのいではいたものの、「まともなデータベースがあれば……」と多くの人は嘆息したものです。

それが2012年6月の大改造により、「ScriptDb」というデータベース機能が搭載されたのは既にご承知の通りです。ScriptDbは、オブジェクトをそのまま保存し、いつでも検索できる、NoSQLのシンプルなデータベースでした。これで多くの人は肩の荷をおろしたことでしょう。

が、本格的なデータベースを望んでいた人は、これでは足りない、と考えたはずです。そうした人のために容易されたのが「Jdbc」というサービスでした。これにより、外部からアクセスできるように設定されたMySQL、MSSQL、OracleなどのSQLデータベースサーバーに接続し、データベースアクセスできるようになったのです。

既に本格的なエンタープライズ開発をしていて、データベースサーバーなんてものを自前で動かしていたような人たちは、これも一安心でした。――が、それでも更に取り残された人はいます。それは「ScriptDbでは物足りない」「といって自前でSQLサーバーを立ててオンライン上に公開し運営管理する、とまではとても……」といった人たち。すなわち、「より高度なものに取り組みたい個人ユーザー」たちです。

この最後に残された人たちにも、昨年末、遂に救済の手が差し伸べられました。Jdbcサービスが、ようやく「Google Cloud SQL」をサポートしたのです。これにより、誰でもCloud SQLでデータベースを立て、それにスクリプトからアクセスする――といった「全部Googleのサービスでデータベース関係は済ませちまえ作戦」が可能となったのです。


■Google Cloud SQLをONにする
Cloud SQLは、長らく招待制でしたが、現在は正式公開されており、誰もがその場でサービスをONにして使えるようになっています。まずは、Google APIsのコンソールにアクセスしましょう。
https://code.google.com/apis/console/
ここで、Google APIの利用について管理できます。Cloud SQLを使えるようにするのはとても簡単。左側にある「Services」というメニューをクリックすると、利用できるGoogle APIの一覧リストが表示されますから、その中から「Google Cloud SQL」という項目を探し、そのスイッチを「ON」にしてください。これでサービスが使えるようになります(左側のメニューの一番下に「Google Cloud SQL」の項目が追加されます)。

ただし! Cloud SQLを利用するためには、Google APIの支払い方法をきちんと設定しており、利用のための金額がきちんと支払済みになっていなければいけません(APIは最初にいくらかの金額をチャージしておき、そこから利用分だけ引かれて行くシステムになっています。このため残高がゼロだとAPIが使えません)。

左側のリストから「Billing」を選択し、支払いに関する登録を行なってください。住所氏名担当者名(自分の名前でOK)などの他、支払いのためのカードの登録などが必要になります。その後、登録されたメールアドレスに登録完了のためのメールが届きます。このメールにあるリンクをクリックして登録を完了した後、一定金額をチャージしておきます(「お支払い」ボタンを押して$10支払っておきます)。これらすべての作業が完了すると、Cloud SQLのインスタンスが作成可能となります。

Billingの支払い設定の完了と、チャージの支払い処理完了は、それぞれ登録を行なってから数時間かかります。すぐにCloud SQLでインスタンスを作ろうとして「作れない!」と騒がないように。それぞれの処理が完了するまでのんびり待ってから次に進んでください。


 

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