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iアプリ・プログラミング入門

スクラッチパッドを利用しよう (1/6)

作成:2009-12-30 10:12
更新:2009-12-30 10:12

■スクラッチパッドとは?

iアプリでは、パソコンなどのアプリケーションと異なる部分がいろいろとありますが、中でも「データの読み書き」は、もっとも大きく違う部分といえるでしょう。パソコンでは、アプリケーションでデータを読み書きする場合は、ファイルに保存するのが一般的でしょう。が、iアプリでは、そうはいきません。なにしろ、ハードディスクが無い! したがって、ファイルに保存することもできない!

では、どうすればいいのでしょうか。iアプリのプログラムは、ケータイのメモリ内にロードされて保管されます。ということは、「メモリにデータを保存できればいいんじゃないか?」と思うでしょう。実をいえば、iアプリにはこの「データを保管しておくためのメモリ領域」というのがちゃんと用意されています。それが「スクラッチパッド」です。

スクラッチパッドは、各アプリケーションごとに用意されるメモリ領域です。これは、ADFに必要なサイズを指定しておくことで用意されます。iアプリのプログラムをダウンロードした際に自動的に必要なエリアが用意され、iアプリのプログラムを実行中か否かに関わらず、常にその内容は保持されます。つまり、iアプリを起動してスクラッチパッドにデータを保存しておけば、プログラムを終了した後もずっとデータは保管され続けるのです。iアプリのプログラムを消去すると、そのプログラム用のスクラッチパッドも自動的に開放されます。

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