物理エンジンの利用 (1/4)
作成:2014-10-04 10:20
更新:2014-10-04 10:20
更新:2014-10-04 10:20
■シーンを用意する
Unityの大きな特徴の一つに「物理的な動きを簡単に組み込める」という点があります。それを実現しているのが「物理エンジン」です。
物理エンジンは、様々な物理的な現象をゲームオブジェクトに割り当てるための仕組みです。物理的な現象とは、例えば重力(物は下に落ちる)であったり、作用反作用(ぶつかると跳ね返る)、慣性の力(動いているものはそのまま動き続ける)、摩擦(飛んだり転がったりすると次第に遅くなる)、といったさまざまな物理的な力による現象のことです。
これらは、物理エンジンのコンポーネントをゲームオブジェクトに組み込むことで可能になります。物理エンジンの基本については、以下に説明しています。
http://libro.tuyano.com/index3?id=9126003
では、実際にシーンを用意して、物理エンジンを利用するための準備を整えましょう。
●Cube
物理エンジンは重力で物が下に落ちますから、地面になるものが必要です。<GameObject>メニューからCubeを1つ配置しておきましょう。設定は以下のようにしておきます。
名前――「base」と設定しておきます。
Position――X:0, Y:0, Z:0
Rotation――X:0, Y:0, Z:0
Scale――X:20, Y:1, Z:20
その他の設定は特に不要です。物理エンジンに関するコンポーネントなども必要ありません。
●Sphere
球のゲームオブジェクトを1つ配置します。<GameObject>メニューからSphereを1つ作成して下さい。そして以下のように位置などを設定しておきます。
Position――X:0, Y:3, Z:0
Rotation――X:0, Y:0, Z:0
Scale――X:1, Y:1, Z:1
●物理エンジン・コンポーネント
作成したSphereを選択し、<Component>メニューから<Physics>メニュー内にある<Rigidbody>を選び、リジッドボディ・コンポーネントを組み込んでください。とりあえず設定などはデフォルトのままでかまいません。
●スクリプト
Sphereに、スクリプトを追加しましょう。<Assets>メニュー内から<C# Script>メニューでスクリプトファイルを作成し、「PhysicsObj」という名前で保存しておきましょう。続いてSphereを選択し、<Component>メニューの<Scripts>内から<Physics Obj>を選び、スクリプトを組み込んでおきます。
これで、基本的なシーンは用意できました。後は、スクリプトを書きながら物理エンジンの使い方を覚えていくだけです。
物理エンジンは、様々な物理的な現象をゲームオブジェクトに割り当てるための仕組みです。物理的な現象とは、例えば重力(物は下に落ちる)であったり、作用反作用(ぶつかると跳ね返る)、慣性の力(動いているものはそのまま動き続ける)、摩擦(飛んだり転がったりすると次第に遅くなる)、といったさまざまな物理的な力による現象のことです。
これらは、物理エンジンのコンポーネントをゲームオブジェクトに組み込むことで可能になります。物理エンジンの基本については、以下に説明しています。
http://libro.tuyano.com/index3?id=9126003
では、実際にシーンを用意して、物理エンジンを利用するための準備を整えましょう。
●Cube
物理エンジンは重力で物が下に落ちますから、地面になるものが必要です。<GameObject>メニューからCubeを1つ配置しておきましょう。設定は以下のようにしておきます。
名前――「base」と設定しておきます。
Position――X:0, Y:0, Z:0
Rotation――X:0, Y:0, Z:0
Scale――X:20, Y:1, Z:20
その他の設定は特に不要です。物理エンジンに関するコンポーネントなども必要ありません。
●Sphere
球のゲームオブジェクトを1つ配置します。<GameObject>メニューからSphereを1つ作成して下さい。そして以下のように位置などを設定しておきます。
Position――X:0, Y:3, Z:0
Rotation――X:0, Y:0, Z:0
Scale――X:1, Y:1, Z:1
●物理エンジン・コンポーネント
作成したSphereを選択し、<Component>メニューから<Physics>メニュー内にある<Rigidbody>を選び、リジッドボディ・コンポーネントを組み込んでください。とりあえず設定などはデフォルトのままでかまいません。
●スクリプト
Sphereに、スクリプトを追加しましょう。<Assets>メニュー内から<C# Script>メニューでスクリプトファイルを作成し、「PhysicsObj」という名前で保存しておきましょう。続いてSphereを選択し、<Component>メニューの<Scripts>内から<Physics Obj>を選び、スクリプトを組み込んでおきます。
これで、基本的なシーンは用意できました。後は、スクリプトを書きながら物理エンジンの使い方を覚えていくだけです。
(by. SYODA-Tuyano.)
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